〒270-0034 千葉県松戸市新松戸2丁目107 2F

047-345-0002

ブログ

BLOG

歯磨きは毎食後にした方がいい?1日何回・いつ・何分磨くのが正解?

こんにちは!千葉県松戸市、新松戸駅から徒歩10秒のウィズ歯科クリニック新松戸、歯科医師の手島です。

「歯磨きは毎食後に必要?」「1日何回、何分くらい磨けばいい?」と迷う患者さまは少なくありません。歯磨きは回数だけ増やせばよいわけではなく、むし歯や歯周病を防ぐためには、磨くタイミングと方法が重要です。今回は、毎日の歯磨きを無理なく効果的に続けるための考え方をわかりやすく解説します。

1.歯磨きは1日何回?毎食後に磨くべき?

◎基本は「朝と夜」、できれば毎食後

「歯磨きは1日何回が正解ですか?」という質問に対して、すべての方に一律の回数を決めることはできません。ただし、少なくとも朝と夜の1日2回は丁寧に磨くことをおすすめします。日本歯科医師会では、毎食後の1日3回を目標とする考え方も提示しています。つまり、朝食後・昼食後・夕食後に歯磨きができるのであれば、毎食後に行うのが理想的です。

一方、仕事や学校などで昼食後の歯磨きが難しい方もいるでしょう。その場合は、回数だけを気にして短時間で済ませるより、朝と就寝前に磨き残しを減らすことが大切です。とくに夜は、時間を確保して丁寧に磨きましょう。

◎就寝前の歯磨きはとくに大切

眠っている間は唾液の分泌量が少なくなります。唾液には、口の中を洗い流したり、酸性に傾いた環境を整えたりする働きがあるため、就寝中は細菌が増えやすい状態になります。そのため、夜の歯磨きでは歯の表面だけでなく、歯と歯の間や歯と歯茎の境目まで意識して汚れを落とすことが重要です。

歯周病の原因となる歯垢(プラーク)は、細菌が集まったやわらかい汚れです。歯垢を放置すると歯茎に炎症が起こり、進行すると歯を支える骨にも影響します。毎日きちんと歯垢を取り除く習慣は、むし歯だけでなく歯周病の予防にもつながります。

◎「3回磨いたから安心」とは限らない

歯磨きを毎食後にしていても、毎回同じ場所を磨き残していれば十分なケアとはいえません。奥歯の溝、歯と歯の間、歯茎との境目、歯並びがガタガタしている部分などは、歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。

大切なのは回数と質の両方です。昼は短時間でも磨き、夜はデンタルフロスや歯間ブラシも使って丁寧に清掃するなど、生活に合わせて強弱をつけると続けやすくなります。

また、歯磨きの回数を増やす場合でも、強い力で長時間こすれば効果が高まるわけではありません。毛先が開くほどの力で磨き続けると、歯茎が傷ついたり、歯の根元がすり減ったりすることがあります。歯ブラシは軽い力で当て、汚れが残りやすい場所を狙って動かすことが基本です。

2.食後の歯磨きはいつがいい?適切なタイミング

◎基本的には食後に磨いて問題ない

食後の歯磨きについて、「食べてすぐ磨くと歯が削れるので30分待った方がよい」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、通常の食事であれば、食後に歯磨きをして問題ありません。食事によって口の中に残った汚れや歯垢を取り除くという意味でも、食後は歯磨きのタイミングとして適しています。

ただし、酸性の飲食物を頻繁に摂る習慣がある方や、胃酸が口まで上がってくることが多い方などは、歯の表面が酸の影響を受けやすい場合があります。こうしたケースでは個別の対応が必要になることがあるため、歯科医院で相談してください。

◎朝は「朝食後」を基本に考える

起床時は、眠っている間に増えた細菌によって口の中が不快に感じられることがあります。起床後すぐに口をすすいだり歯を磨いたりすると、すっきりしやすいでしょう。ただ、1日2回の歯磨きを基本にする場合は、朝食後に磨くことで、食事による汚れも一緒に落とせます。

起床後と朝食後の両方で磨いてもかまいませんが、強い力で何度も磨く必要はありません。歯ブラシを強く押し当てる習慣があると、歯茎を傷つけたり、歯の根元がすり減ったりする原因になることがあります。

◎間食が多い方は「回数」より食習慣の見直しも

お菓子や甘い飲み物を何度も口にすると、そのたびに口の中がむし歯になりやすい環境へ傾きます。そのため、食後の歯磨きを増やすだけでなく、間食の時間を決めることも大切です。

とくに砂糖を含む飲み物を少しずつ長時間飲み続ける習慣は注意が必要です。スポーツドリンクやジュース、加糖のコーヒーなどを頻繁に飲む方は、水やお茶を取り入れながら、飲食の回数そのものを整えることも意識しましょう。

3.歯磨きは何分が目安?時間より大切な磨き方

◎目安は2〜3分以上でも「全体を磨けること」が重要

「歯磨きは何分すれば十分ですか?」とよく聞かれます。一般的な目安としては、少なくとも2~3分以上、お口の中の状態によってはそれ以上の時間が必要となります。

例えば、歯並びがガタガタしている方、矯正装置を使用している方、歯周病で歯茎のケアが必要な方は、より時間がかかることがあります。3〜5分程度かけても磨き残しが多い場合は、時間を延ばすよりもブラシの当て方を見直した方が効果的です。

◎1〜2本ずつ、小刻みに磨く

歯ブラシは大きく横に動かすのではなく、毛先を歯に当てて小刻みに動かします。とくに歯と歯茎の境目は歯垢が残りやすいため、鏡を見ながら毛先が届いているか確認してください。力は、毛先が大きく広がらない程度で十分です。

磨く順番を決めるのもおすすめです。例えば「右上の奥歯から始めて、外側、内側、噛み合わせの面へ」と毎回同じ順番にすると、磨き忘れを減らせます。前歯の裏側は歯ブラシを縦にして、先端部分を使うと磨きやすくなります。

自分では丁寧に磨いているつもりでも、磨き癖によって同じ場所に歯垢が残ることがあります。歯科医院では、歯垢を染め出して磨き残しを確認したり、歯ブラシの角度や動かし方を患者さまのお口に合わせてお伝えしたりできます。定期的に磨き方を見直すことは、セルフケアの質を高めるうえでも役立ちます。

◎歯ブラシだけでは歯と歯の間に届きにくい

丁寧に歯磨きをしていても、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に落としにくいことがあります。そのため、1日1回を目安にデンタルフロスや歯間ブラシを併用するとよいでしょう。

歯と歯のすき間が狭い場所にはデンタルフロス、歯茎が下がってすき間が広がった場所には歯間ブラシが適しています。ただし、歯間ブラシはサイズが合っていないと歯茎を傷める場合があります。どのサイズを選べばよいかわからない患者さまは、歯科医院で確認してもらうと安心です。

◎フッ素配合歯磨き剤も上手に活用する

むし歯予防では、フッ素配合歯磨き剤を日常的に使用することも大切です。磨いた後に何度も強くすすぐと、口の中に残るフッ素が少なくなるため、すすぎは少量の水で軽く行う方法が勧められています。

なお、歯磨き後は歯磨き剤を吐き出したあと、何度も大量の水ですすぐ必要はありません。フッ素配合歯磨き剤を使う場合は、少量の水で軽くすすぐ程度にすると、フッ素を口の中に残しやすくなります。歯磨き後すぐの飲食もできるだけ避けるとよいでしょう。

なお、お子さまでは年齢によって適したフッ素濃度や歯磨き剤の使用量が異なります。子供の歯磨きについて不安がある場合は、年齢だけで判断せず、お口の状態に合わせた方法を歯科医師や歯科衛生士に相談してください。

▼まとめ

歯磨きは1日2回以上を基本とし、可能であれば毎食後に行いましょう。大切なのは回数や「何分」という数字だけでなく、歯と歯の間や歯茎との境目まで丁寧に磨けているかどうかです。とくに就寝前はフロスなども使い、磨き残しを減らすことが重要です。
千葉県松戸市・新松戸駅から徒歩10秒のウィズ歯科クリニック新松戸では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた歯磨き方法やセルフケアについてもお伝えしています。「きちんと磨けているか不安」「自分に合った磨き方を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

タップで電話する 047-345-0002
WEB予約