お子さまの歯を守るラバーダム防湿の効果とは｜松戸市の歯医者「ウィズ歯科クリニック新松戸」の豆知識

こんにちは！松戸市・新松戸駅前の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸院長の手島です。

お子さまの歯科治療で「ラバーダム」という言葉を聞いたことはありますか？「本当に必要なの？」「どんな効果があるの？」と疑問に思う親御さんも多いかもしれません。ラバーダムは、むし歯や根管治療の精度を高め安全性を確保するために欠かせない道具ですが、その仕組みや使い方について詳しく知る機会は少ないかもしれません。

この記事では、ラバーダムの基本的な特徴、小児専用の工夫、そして治療後のケア方法についてわかりやすく解説します。お子さまが怖がらずに治療を受けられるための情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください！

ラバーダムってなに？お子さまにとってのメリットとは

ラバーダムは、歯科治療の際に使用する薄いゴム製のシートで治療する歯を唾液や細菌から隔離するために使われます。これにより、虫歯治療や根管治療の精度が向上し再感染を防ぐことができます。

また、小さな器具や薬剤を誤って飲み込むリスクを大幅に減らすことができお子さまの安全性を確保します。さらに、ラバーダムを使うことで治療時間が短縮されることが多く、長時間口を開けているのが苦手なお子さまにとっても負担を軽減できます。これにより、より快適な治療環境を提供します。

ラバーダムで安心！治療中の誤飲や怪我を防ぐ仕組み

ラバーダムの最大の特徴は、治療部位を唾液や細菌から守ることで安全性を確保する点です。これにより、特に小さなお子さまが誤って器具や液体を飲み込むリスクを大幅に減らせます。

たとえば、根管治療では薬剤が隣の歯や舌に触れるのを防ぎ、虫歯治療では小さな破片が口腔内に散らばらないようにします。特に小さなお子さまの場合は、サイズや形状に配慮したラバーダムを使用することで不快感を最小限に抑えながら安全な治療が可能です。

小児専用のクランプってどんなもの？具体例で紹介

ラバーダムを固定するために使う「クランプ」は、小児専用のものが用意されています。大人用のクランプと比べてサイズが小さく、お子さまの歯の形に合う形状に工夫されています。

痛みはあるの？治療中のお子さまがリラックスするポイント

ラバーダムやクランプの装着の際にお子さまが痛みを感じることはほとんどありません。必要に応じて麻酔を使用することで装着時の不快感を軽減します。治療中はアニメや音楽を流すなどの工夫を行い親御さんがそばで声をかけることでお子さまの安心感を高めることもできます。

また、治療時間を短縮しお子さまが快適に感じられるよう配慮することで、ラバーダム治療に対する不安を軽減します。

ラバーダムのメリットとデメリットを具体的に比較解説

ラバーダムを使用する最大のメリットは、治療の精度向上と安全性の確保です。ラバーダムは歯を唾液や細菌から隔離し、虫歯や根管治療の成功率を高めます。また、誤飲のリスクを防ぎお子さまの安全を確保する重要な役割も果たします。特に根管治療ではラバーダムを使うことで再感染率が約50％低下すると言われています。

治療後のケア方法と気をつけたいこと

ラバーダムを使った治療後は、治療箇所を清潔に保つことが重要です。

フッ素入り歯磨き粉を使用し、丁寧に歯を磨きましょう。歯間ブラシやデンタルフロスを併用するとさらに効果的です。また、治療後1～2日は治療箇所が敏感になることがありますので治療後1～2日は硬い食べ物や刺激の強い食品を避け、柔らかい食事を選ぶことが推奨されます。さらに、定期検診を受けることで治療箇所の状態を確認し、健康な歯を保つことができます。

いかがでしたでしょうか。この記事では、ラバーダムがお子さまの歯科治療においてどのような役割を果たし治療精度を高めるのかを解説しました。

また、小児専用のクランプや治療中のリラックス方法といったお子さまが安心して治療を受けられる工夫についてもご紹介しました。ラバーダムのメリットとデメリットなど親御さんが気になるポイントにも触れています。この記事が、お子さまの治療に対する不安を軽減し、より安心して歯科治療を受けるための参考になれば幸いです。

千葉県松戸市・新松戸西口駅前の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸では、毎週火曜日に小児歯科専門の歯科医師が診療を行っております。お子さまのお口のお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。