• 各種専門医在籍
  • 全室個室
  • キッズルーム
  • 提携駐車場
  • 託児サービス
  • 各種保険対応

News

お子さまの舌小帯短縮症とは?手術の必要性と発達への影響

こんにちは!松戸市・新松戸駅前の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸院長の手島です。

「舌小帯」や「舌小帯短縮症」という言葉を聞いたことはありますか?舌の裏側にある薄い膜状の組織である舌小帯が短いと、お子さまの成長に影響を及ぼすことがあります。

この記事では、舌小帯や舌小帯短縮症がどんな影響をもたらすのか、治療が必要かどうかの判断基準やタイミングについて、わかりやすくご説明します。また、手術を選択した場合の効果や術後のケアについても触れていきます。舌小帯について気になることがある方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

舌小帯とは?子どもの発達に与える影響

舌小帯(ぜつしょうたい)は、舌の裏側にある薄い膜状の組織で、舌の動きを支える役割を担っています。この舌小帯は、お子さまの発達において、授乳や発音、食べ物を飲み込む動作など、さまざまな基本機能に深く関係しています。

舌小帯が短いと、これらの動作が制限されることがあり、赤ちゃんの授乳が難しかったり、成長期には発音が不明瞭になるなどの影響が現れる場合があります。

舌小帯の基本的な役割と正常な状態

舌小帯の役割は、舌が自由に動けるようサポートしながらその動きを安定させることです。通常、舌小帯は柔軟で、舌をスムーズに動かすために必要な働きをしています。このため、発音や食事・飲み込みといった日常的な動作が自然に行えるのです。

例えば、舌を上顎に押しつけたり、前歯の間から舌を出すといった動作が難なくできる状態が正常な目安となります。

舌小帯が短い場合に考えられる発達への影響

舌小帯が短い場合、舌の動きが制限されてしまい、お子さまの発達にいくつかの影響を及ぼすことがあります。具体的には、次のようなことが考えられます。

発音への影響

幼児期以降、舌が十分に動かせないと「ラ行」や「サ行」の発音が難しくなるケースがあります。小学校に上がる頃には、発音の問題が周りから指摘されることが多くなるかもしれません。

歯並びへの影響

舌の位置や動きが制限されることで、舌が歯列に余計な力をかけ、歯並びに影響を及ぼす場合があります。その結果、将来的には矯正治療が必要になることもあります。

舌小帯が短いことで生じる影響は個人差があります。日常生活にほとんど支障を感じない場合もあれば、発音や食事に影響が出ることもあります。気になる場合は、早めに専門医に相談し、適切な対応を検討することをおすすめします。また、「舌小帯切除術」を検討することで、将来的な問題を防ぐことも期待できます。

舌小帯切除手術は必要?判断の基準と治療のタイミング

舌小帯に問題があると、日常生活の中で少し不便を感じることがあります。特に「舌小帯短縮症」と呼ばれる状態では、舌の動きが制限されることで発音や食事に影響が出ることもあります。ただし、手術が必要かどうかは一概には判断できません。

手術が推奨されるケースと判断基準

舌小帯短縮症の影響は、お子さまの具体的な症状や状態によって異なります。幼児期以降に「サ行」や「ラ行」の発音が不明瞭になったり、舌先が「ハート形」になる場合は、舌小帯が短い可能性が高いです。また、食べ物を飲み込むのに時間がかかったり、噛むのが難しいといった状況も見られることがあります。

こうした日常生活での困難が続く場合、舌小帯切除手術を検討することが必要です。手術の必要性は、お子さまの年齢や生活への影響をよく考えたうえで、歯科医師と相談しながら慎重に判断を進めることが大切です。

成長とともに改善する可能性

軽度の舌小帯短縮症の場合、成長に伴って舌小帯が伸び、問題が自然と解消されることもあります。特に小学校入学前後になると、発音が改善するケースも多く報告されています。ただし、こうした自然改善が見られるのは軽度の場合に限られるため、定期的に専門医の診察を受けることが安心につながります。

舌小帯切除手術の効果と術後の注意点

舌小帯切除手術は、舌の動きに制限があることで日常生活に不便を感じている方にとって、効果的な治療法の一つです。この手術によって、発音がはっきりしやすくなったり、食事中の飲み込みがスムーズになるだけでなく、口腔内の健康維持にも役立ちます。

手術を行うことで、これまで制限されていた舌の動きが自由になり、会話や食事がより快適になります。特に成長期のお子さまにとっては、言葉の発達や正しい噛み合わせを促進する大切な機会となることもあります。

ただし、術後のケアや生活の中で注意すべき点をしっかり守ることが、治療を成功させる上で非常に重要です。ここでは、手術による具体的な効果や術後の生活で注意すべきポイントについて詳しくご紹介します。

手術によって期待される結果

舌小帯切除手術は、舌の動きを制限している短い舌小帯を取り除くことで、発音や食事がしやすくなり、健康全般にも良い影響をもたらします。特にお子さまの場合、舌が自由に動くようになることで発音がより明瞭になり、言葉を覚える流れがスムーズになることが期待できます。

術後のケア

術後の回復をスムーズに進めるためには、日常生活での適切なケアが非常に重要です。まず、手術直後は舌に負担をかけないよう、柔らかい食事を選びましょう。具体例としては、おかゆやスープ、ゼリーなどがおすすめです。一方で、硬い食べ物や辛味の強い料理は傷口を刺激する恐れがあるため、避けるようにしてください。

また、舌のリハビリも欠かせません。リハビリはシンプルなものから始めるのがよく、舌を上下左右に動かす練習や、「ラ」や「サ」といった発音を繰り返すことで、舌の動きを徐々に慣らしていきましょう。

さらに、口の中の清潔さを保つことも忘れないでください。術後は感染症のリスクが高くなるため、丁寧な歯磨きが欠かせませんが、傷口を刺激しないように注意することが大切です。万が一、痛みや腫れが長引く場合には、早めに医師に相談することをおすすめします。こうしたケアをしっかり行うことで、手術の効果を最大限に引き出し、より快適な生活を取り戻せるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?舌小帯はお子さまの成長において非常に重要な役割を果たしています。舌小帯が短い場合、発音や食事に困難を感じることもありますが、早めに専門医に相談することで適切な治療が受けられます。軽度の場合、成長とともに自然に改善することもありますが、症状が目立つ場合には手術を検討することが大切です。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。お子さまの舌小帯に関して気になる点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

千葉県松戸市・新松戸西口駅前の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸では、毎週火曜日に小児歯科専門の歯科医師が診療を行っております。お子さまのお口のお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

千葉県 松戸市、新松戸の歯医者 ウィズ歯科クリニック新松戸

https://www.with-dcs.com/

心のこもった対応と高い技術で目指す 患者さま満足度日本一の歯科医院

『一般歯科』『小児歯科』『口腔外科』『親知らずの抜歯』『矯正歯科』『審美』『歯周病治療』『口臭治療』『入れ歯』『歯の痛み』『無痛治療』『ホワイトニング』『インプラント』『フラップレスインプラント』『セラミック治療』『保育士託児』『相談室でのカウンセリング』『口コミ、評判』『分かりやすい説明』

松戸市、新松戸の歯医者 ウィズ歯科クリニック 新松戸院
オフィシャルサイト:https://www.with-dcs.com/
矯正サイト:https://www.with-dcs.com/ortho/
小児矯正ページ:https://www.with-dcs.com/ortho/kids
インプラントサイト:https://www.with-dc.com/implant/
お問合せ電話番号:047-345-0002