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神経の治療が必要と言われたけど不安…乳歯の根の治療について解説

こんにちは!松戸市・新松戸駅前の歯医者、ウィズ歯科クリニック新松戸院長の手島です。

「乳歯なのに神経の治療が必要なの?」「永久歯に生え変わるのに、なぜそこまで治療するの?」と疑問に感じる保護者の方は少なくありません。実は、乳歯であっても神経の治療を行うことには大切な理由があります。むし歯が神経まで進行してしまうと、強い痛みや腫れだけでなく、後に生えてくる永久歯やお子さまの全身の健康にも悪影響を与えることがあります。本記事では、小児歯科で行う乳歯の神経治療の必要性や具体的な治療方法、痛みに関する疑問などについて、わかりやすく解説します。

乳歯の神経治療が必要になる理由

子どものむし歯が神経まで進行した場合

乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄く、むし歯が進行しやすいという特徴があります。そのため、初期のむし歯を放置すると短期間で神経(歯髄)にまで感染が及んでしまうことがあります。

神経まで達したむし歯は、強い痛みや夜間の激痛を引き起こし、食事や睡眠に支障をきたすこともあります。また、歯の根の先に膿が溜まり、歯茎が腫れる「根尖性歯周炎」や「歯髄壊死」などの状態に進行するケースもあり、放置は禁物です。

永久歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合

乳歯の根の下には、将来生えてくる永久歯が控えています。乳歯の神経が感染すると、その炎症が周囲の骨や永久歯の芽(歯胚)にまで影響を与えることがあります。これにより、永久歯の変色、形態異常、萌出の遅れなどを引き起こすリスクもあるため、神経まで進行したむし歯は早急に治療する必要があります。

乳歯の根の治療の方法

乳歯の根の治療は、むし歯が歯髄(しずい:歯の神経と血管の組織)まで進行した際に行うもので、感染した歯髄を除去し、根管(歯の内部の管)を清掃・消毒してから薬剤を充填することで炎症の拡大を防ぐ目的があります。

ラバーダム防湿による無菌的な処置

小児の根管治療では、無菌的な操作が非常に重要です。根管内に唾液中の細菌が侵入すると再感染を引き起こすリスクが高まるため、治療部位への唾液の侵入を防ぐ目的で、「ラバーダム防湿」という方法を用いる時もあります。

ラバーダムとは、治療する歯だけを口腔内から隔離するためのラテックス製またはノンラテックス製のシートで、歯の周囲を密閉することで唾液や呼気中の湿気、舌や頬粘膜の干渉を遮断できます。これにより、細菌の感染を最小限に抑えながら、より確実で安全な処置が可能になります。

根管の拡大・洗浄と貼薬

ラバーダムを装着したうえで、専用の器具(エキスカベーターやファイル)を用いて、むし歯で侵された象牙質や感染した歯髄を丁寧に除去します。その後、根管内の形態に合わせて拡大(根管形成)を行い、次に次亜塩素酸ナトリウムや生理食塩水などの薬剤を用いて根管内を十分に洗浄・消毒します。これにより、細菌の除去だけでなく、壊死組織やデブリ(感染性残渣)を除去できます。

洗浄後は、抗菌性のある貼薬剤(根管内貼薬)を根の中に挿入します。乳歯の場合、再感染防止のために水酸化カルシウム製剤が用いられることが一般的です。これらの薬剤には、殺菌作用に加えて、歯根周囲の組織の炎症を鎮め、自然治癒を促す働きがあります。

根管充填と最終封鎖

症状の消失や根管内の安定が確認できた段階で、最終的な根管充填を行います。乳歯の場合は将来的に脱落することを考慮し、永久歯の治療と異なり、吸収性のある充填材が使用されることがあります。これにより、乳歯の自然な生え替わりの妨げになることなく、安全に永久歯へとバトンを渡すことができます。

最終的には、歯冠部(歯の見える部分)に適切な充填処置やクラウン(乳歯用の被せ物)を行い、再感染や咬合力による破折を防ぐように仕上げます。

小児歯科の神経治療の種類

子どもの乳歯の神経治療には、進行の程度や歯の状態によっていくつかの種類があります。

1. 覆髄(ふくずい)

神経の一部が露出している程度であれば、「覆髄(ふくずい)」という処置を行います。これは、神経の露出部分に専用の薬剤を置き、神経を保護する方法です。できるだけ神経を残す保存的な治療で、早期の段階であれば有効です。

2. 断髄(だんずい)

神経の上部のみが感染している場合は、歯髄の一部を除去する「断髄(だんずい)」を行います。根の部分の神経を温存しつつ、炎症のある部分だけを取り除くため、治療によるダメージを最小限に抑えられます。

3. 抜髄(ばつずい)

神経全体に感染が広がっている場合は、歯髄をすべて除去する「抜髄(ばつずい)」が必要です。これは根管治療の一種であり、根の中を清掃・消毒したのちに薬を詰めて密閉することで、再発を防ぎます。

4. 感染根管治療

神経が完全に壊死し、歯根の先に膿がたまるような重症例では「感染根管治療」が行われます。これは根の中にたまった膿や壊死組織を徹底的に取り除き、数回に分けて消毒と薬の詰め替えを行う治療法です。ちなみに、根管治療を行った歯でむし歯が再発したケースにも「感染根管治療」が適応されます。

子どものむし歯・神経治療は痛い?

「神経の治療」と聞くと、大人であっても不安を感じるものです。特にお子さまにとっては、歯科治療そのものが初めての経験であり、痛みに対する恐怖心や不安感が強く出やすい傾向があります。しかし、近年の小児歯科治療では、疼痛(とうつう)コントロールと心理的ケアの両面において、大きく進歩しています。

表面麻酔と極細針の使用による局所麻酔の工夫

小児の神経治療においては、痛みに対する不安を最小限に抑えるため、局所麻酔の施行が非常に重要なポイントです。まず、麻酔注射の前にはリドカインやベンゾカインなどの局所表面麻酔薬を歯ぐきに塗布し、注射針による刺入時の痛みを緩和します。

さらに、33G(0.26mm)や35G(0.23mm)の極細針を用い、針を刺す角度や圧力を調整しながら、一定速度で麻酔液を注入することで、粘膜の膨張痛を抑え、刺激の少ない麻酔が可能になります。これにより、お子さまがほとんど痛みを感じずに治療を受けられるよう配慮しています。

短時間での処置と行動調整法(ビヘイビアマネジメント)

子どもは長時間の処置に集中力を保つのが難しく、不安が強まると恐怖心が増大してしまうことがあります。そのため、治療のステップごとに時間を区切り、処置時間を短縮するよう計画的に進めることが重要です。

また、保護者の方と連携し、事前にやさしく治療内容を説明するTell-Show-Do法(説明して→見せて→やってみる)や、深呼吸やリラクゼーションを用いた行動調整法(ビヘイビアマネジメント)を取り入れ、不安の軽減を図ります。

必要に応じて、笑気吸入鎮静法(N2Oセデーション)を併用することで、リラックスした状態で治療を受けられるようサポートするケースもあります。

痛みに配慮した器具の選定とテクニック

使用する機器や器具にも工夫があります。たとえば、回転音の少ない低速ハンドピースを用いた切削、過度な振動を与えないようトルク制御された根管拡大器具の使用などにより、不快な刺激をできるだけ抑えます。さらに、治療後の疼痛リスクを低減するために、生体親和性の高い薬剤を使用し、炎症のコントロールと再感染防止に努めます。

まとめ

乳歯の神経治療は、単に歯の痛みをとるだけではなく、将来の永久歯の健康を守るためにも重要な処置です。小児歯科では、むし歯が神経まで進行した場合でも、状態に応じた適切な治療法(覆髄・断髄・抜髄・感染根管治療)を選択し、ラバーダムなどの器具を活用して安全に処置を行います。お子さまが安心して治療を受けられるよう、痛みの少ない工夫もされています。不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。

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